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2020.04.12

漢方のこと

コロナの予防と免疫力強化に漢方を活用

最近お客様からよくある質問に、ウイルス感染や肺炎の予防に関する事が増えました。

漢方には、こうした時に活用できるものが幾つかあります。

①胃腸を中心にその働きを助け、毎日服用して感染予防する保健薬としての漢方。

②お出かけ前、登校時、家に帰ってからなど、心配な時に服用する漢方系サプリメント。

③家事や仕事で疲れたとき、鼻やノドの違和感など、危ないと感じた時に服用する漢方。

④免疫と深い関係がある腎臓や肺に働きかけて身体を守る、腎活系漢方。

インフルエンザなどのウイルス感染予防に関する論文によると、漢方薬はウイルス粒子と結合して細胞への吸着・侵入を阻害、インターフェロンを素早く作る準備、腸管免疫系の機能を高める、ウイルス蛋白合成を阻害して増殖を防ぐ、ウイルス肺炎の原因であるサイトカインを抑制、マクロファージ・NK細胞活性化作用など、数多くあります。

漢方は感染の予防だけでなく、ウイルスが身体に侵入した時、ただちに外敵と戦う態勢を整えることができます。ウイルス性の肺炎は、肺がむくんだ状態(肺水腫)の方が重症化しやすく、腎活系の漢方で手当てをすることが大切です。副作用が少なく長期的な服用が可能で、しかも重症化を防ぐことが期待できます。

マスクや手洗いだけではなく、身体の中のバリア機能を高めてウイルス対策をしませんか? 私たちも毎日予防しています。詳しくは、担当者にご相談ください。

漢方で、万病を予防、健康を呼ぼう!