腎活はじめませんか?

守ろう カラダ
今日から自分で

腎臓と聞いて何を思い浮かべますか?『血液をろ過するフィルター』『おしっこをつくるところ』
それだけではない大切な役割があるのです。

ある一家のお悩み

       

家族の悩みはほとんどが腎・副腎(ホルモン)と関係があります

           

メタボ・腰痛・高血圧・高血糖・痛風・高脂血症・痰がからむ・夜中のトイレ・歯周病

更年期障害・高コレステロール・しみ・腰痛・脚や顔のむくみ・胃腸の不調・緑内障・冷え性

生理痛・ニキビ・便秘・貧血

花粉症・アトピー性皮膚炎・おねしょ

神経痛・しびれ・かゆみ・不眠症・尿漏れ・骨粗鬆症・足腰がだるい・白内障・不整脈・毛が細い、抜ける

       

大切なペットの様々なお悩みとも関連

とは

腎臓は脳の次に精密にできています。
腎臓のろ過機関、糸球体は直径0.2mmのかたまりで、約200万個あります。
しかし、日本人は欧米人に比べ糸球体が少なく、体質的に腎が弱いのです。しかも年齢とともに徐々に目詰まりを起こしていきます。

肝腎要

今では"肝心要"と表記される言葉ですが、本来は"腎"の字が使われていました。
それだけ大切だということです。

※漢方では腎臓・副腎・泌尿器・膀胱などを含めて腎と捉え、腎が弱った状態を腎虚と呼びます。

のはたらき

腎臓があなたの寿命を決める

「おしっこ」をつくるのが仕事の地味な臓器。それが腎臓の一般的な印象では無いでしょうか。ところが「腎臓」に、今世界の研究者から熱い注目が集まっています。なんと腎臓は貴方の寿命を左右する、人体の「隠れた要」であることが判ってきたのです。

"人体"というネットワークの要

体内に酸素が足りなくなると、それを察知するのは腎臓です。そして「酸素がほしい!」というメッセージ物質「EPO」を全身に放出します。EPOは血液の流れによって全身に広がり、骨に受け取られます。骨の内部、「骨髄」では酸素を運ぶ「赤血球」がつくられています。ここにEPOが届くと、赤血球が増産され体内に効率よく酸素を運べるようになるのです。

腎臓はEPO以外にも、実に多様なメッセージ物質を放出して全身のさまざまな臓器と情報交換を行っていることが解明されてきています。

腎臓では「血液の成分調整」が行われています。腎臓の本当の役割は、血液の成分を厳密に適正に維持する「血液の管理者」だったのです。 今、体にどんな成分がどれだけ必要なのか。「再吸収」を行う際、腎臓はさまざまな臓器から情報を受け取って血液の成分を絶妙にコントロールしています。 まさに「人体ネットワーク」の要ともいうべき存在です。

腎臓の異常が全身のほかの臓器にも悪影響をもたらし、
逆に他の臓器で異常が起きると、その影響が腎臓に及びます。

腎臓を守ることが、
命を守ることです。

食事や運動、マッサージなど生活の中で腎臓を整える方法をご紹介します。
腎活体操などについては、北濱 みどり氏(グリーンハウス 代表取締役)の書籍「体の不調は腎臓でよくする!」を参照して掲載しております。

腎もみマッサージ

           

ツボ刺激は経絡を通じて遠くへ届きます。気になる所を重点的に。(介護の場でも活用できます) 腰部には腎に良いツボが集中しています。へその周りをぐるっと一周こぶしでグリグリとゆっくりマッサージすると腎臓が活性化します。

マッサージの方法やコツなど、詳しくは担当のスタッフにお聞きください。より効果的な方法をお伝えいたします。

首筋マッサージ

首をさすってリンパや血流を促進します。

アゴを突き出します。

アゴの骨の稜線に沿って、親指と人差し指を広げてそのままさすり降ろす。

右手と左手を交互に行います。(左右各10回ずつ)

脚マッサージ

           

脚にも腎に良いツボが集中しています。
※お尻と太もものマッサージもあります。担当者にお尋ねください。

脚の骨を親指と人差し指ではさんでしごくようにおろす。
(左右各10回を3セット)

しごく際は、体重を利用して下におろす。

仰向けになり、片方の膝頭を使って、もう片方のふくらはぎをこすって刺激する。

体操

一日に少しずつでも良いので動かしましょう。血流やリンパの流れが良くなり、体の内部の活力が動き出します。

腎活入浴法

           

体を温めることは大切ですが、長い時間お湯につかることは負担にもなります。湯船と洗い場を往復することでやさしく確実に体を温めます。

1 お湯につかる 約3分
2 体を洗う 約3分
3 お湯につかる 約3分
4 頭と顔を洗う 約3分
5 最後にゆっくりとお湯につかる 約5〜10分

入浴時間合計
約20〜30分

足首サラシ

冷えは健康の大敵です。腎に関するツボが集中している足首をサラシで温めるのは簡単で効果があります。

締め付けすぎないよう気をつけます。土踏まずと足首は、必ず指が1本はいるくらいのゆるさにする。

丹田呼吸法

普段の呼吸はおなかからムネの間でしています。ストレスが掛かれば、肩でしています。だから、肩が凝り、頭痛がするなど自律神経失調症になります。
心を平常に保ち、幸せホルモンとも呼ばれている「セロトニン」を意図的に生産することが出来ると言われています。

食事

一口30回噛むのが理想ですが、食事の時間を5分間延長するだけでも違います。
黒豆・黒ゴマ・昆布・ひじき・干しシイタケ・ワカメ・ごぼう・レーズンなど黒いものを食べましょう。 黒砂糖を料理に使用すると良いです。

※『腎活』と『腎活はじめませんか?』は、なかがわ漢方の登録商標です。