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2021.09.20

漢方のこと

増田胃腸薬のお話

一日3回の食事、おいしく食べていますか?
食べたものは口と胃・腸で消化され、栄養分は血液に取り込まれます。そして最後に肛門から排出されますが、この口から肛門までを消化器官といい、長さは9メートルもあります。

この大切な消化器官も老化や不規則な食生活、ストレスなどで自律神経のバランスが崩れ、その働きを低下させてしまいます。
    

東洋医学では「脾胃(胃腸)は気・血の源」と言われています。
「気」とは、やる気・元気・空気など、生命活動の元となる一番大切なものとされています。胃腸機能が弱ってくると血液にも影響が及び、顔色が悪い・肩が凝る・疲れが残り朝すっきりしない、なんとなく調子が悪いなどの他、ビタミン不足による筋力低下も引き起こします。
     

当社の薬箱に配置している増田胃腸薬のなかには、身体に無理なく胃腸の機能を回復・正常にする生薬が配合されています。黄連・黄柏・ゲンチアナ・厚朴・生姜・センブリなどで、食物繊維も豊富に含まれています。
この6種類の和漢生薬には自律神経を整え、胃腸機能を活性させ腸内環境を正常にして、体温を一定に保つ働きがあります。また、黄連・厚朴がイライラ感やストレスなどの不快な気分を鎮めてくれます 。


お客様からの体験談に、こんなお喜びの声があります。
◎幼い頃から緊張するとお腹をこわしやすく、高校受験が心配とのことで増田胃腸薬を飲み始めたところ、無事に試験を終えることができた。(10代 男性)
◎寝つきが悪かったが増田胃腸薬を毎晩服用するようになってから、よく眠れるようになった。(70代 男性)
◎肩こりや体調不良、血色不良があったが増田胃腸薬の服用を始めてから 諸症状が改善された。 (60代 女性)
   

このように増田胃腸薬には胃腸の不調に伴う症状の改善や、ストレス性の胃炎・自律神経を安定させる働きなどがあります。
 ストレスの多い時代を生きていくためにしっかりと胃腸を整え、気・血を全身にめぐらせて元気に過ごしていきましょう。
   

胃の不調は舌に現れます。毎朝、自分の健康状態を舌診でチェックしてみて下さい。 詳しくは、前回のブログ「舌診~舌を見て未病を捉える~ 5」を参考にしてください。