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2021.02.13

漢方のこと

現場レポート No.3「腎」中編

前回の続きとなります。先日のテレビ番組でも『腎臓が寿命を左右する』というタイトルで、腎臓の大切さを放送していました。少しでも多くの皆さんに見て頂きたい内容の番組でした。今回は、心筋梗塞のお話です。
   

事例② 70代男性:いつもお元気で顔色も良い方であったが、若い頃に「腎臓が弱いかも」と言われた事があり、最近は高尿酸血症(痛風)のため通院していた。今までに痛風の発作は無かったが、尿酸値を下げるため服薬していた。
ある日突然、急性心筋梗塞の発作で緊急入院され、その日にお亡くなりになった。
   

解説: 一般的に痛風と聞けば「足の指が痛くなる病気」と思われがちですが、実は腎臓病の一種でもあります。血液中に老廃物(尿酸等)が溜まると血管内壁にキズがつき、かさぶたやプラークが付着して動脈硬化が進行します。食べ物から摂る尿酸よりも身体が合成する尿酸の方がはるかに多いため、いくらビール等(プリン体)を制限しても腎臓が正常に働いてくれないと無意味です。
   

最近は若い方にも痛風が増えています。以前にも30代の男性が、生命保険の加入を断られたというお話を聞いたことがあります。それくらい痛風の方は生命に関わる病気やトラブルが多いという事を意味しています。
   

後編につづく